〜倫理委員会より〜

みんなで考えよう

『事例紹介』


昨年の事ですが、私の母が「かかりつけ医」に受診した時の話です。

普段は付き添うことは無いのですが、その時はあまりにも具合が悪く、私が付き添い、点滴を受けました。母が点滴を受けている間、主治医と看護師とで情報共有をしていたところ、母を『ちゃん』付けで呼んでいたのです。私がキョトンとしていたのがわかったのか、先生たちも『さん』に呼び直したのですが・・・

80歳半ばの母が、地域の診療所で親しみを込めて呼ばれていたのでしょうが、自分の親が『ちゃん』付けで呼ばれていたら、どう思いますか?


倫理委員会では、会員の皆さんと一緒に介護福祉士の専門性を高めていく活動を行っています。ご意見、ご感想等もお待ちしています。

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冬本番となり毎日寒い日が続いておりますが、会員のみなさんいかがお過ごしですか?冬になると、特に訪問介護提供時には、対応に考えさせられることがありました。

ヘルパー提供後に利用者様のご厚意で「寒いから飲んでって」とお茶の接待を受ける機会が多くありました。「利用者様とは私的な関係にならないように」との思いはありますが、お断りするのが難しいことが多々あります。利用者様の中には、お茶をお断りすることで「私のお茶はおいしくない?飲めないの?」などと気落ちする方もおり、独居の方は特に、ヘルパーにお茶を入れるという行為で生活への自信にも繋がったり、日々の暮らしの中でお茶を入れる家事動作ができることで、以前よりも生活に意欲が持てるようになる方が多いと感じておりました。

提供後の会話が可能な状況には極力対応するようにしていました。しかし、会話が延々と続く方など状況によっては、職場で確認しながらの対応としていました。訪問介護は、ほとんどが一人での提供であり、悩むこともありましたが、『来週も待ってるね』と笑顔で話して頂くことも多く、頑張れたのかと思います。

皆さんも、どう対応したら良いか?と、悩むことも多いと思いますが、私の体験談として述べさせて頂きました。


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 現在一人暮らしで訪問介護を利用しているBさんは長年教職についていました。定年してからは自宅で、要介護4の認定を受けている妻の介護をしていました。自身の加齢に伴い妻の介護にも負担が出たため、現在妻は施設に長期入所されています。その後Bさん自身も脳梗塞を発症し、要介護2の認定を受けました。脳梗塞の後遺症と下肢筋力の低下の為、歩行にふらつきがみられていますが、ヘルパーの支援を受けながらなんとか独居生活を送っています。自宅では居間に電動ベッドと、脚の長いこたつ式テーブルを使用して生活されていました。テーブルは購入してから年数が経過し、ぐらつきがみられ転倒の危険がありました。
  ある日入社2年目のヘルパーA子がBさん宅に訪問した時の事です。Bさん宅のテーブルがぐらつき危ないなと、以前より思っていました。その為、A子はBさんの事を思い 「うちの父が工務店を営んでいる為、修理しましょうか?」と聞いてみました。Bさんも困っていたことも有り、A子の父に修理を依頼することになりました。後日、別のヘルパーが訪問した際に、Bさんから、テーブルを修理したという話がありました。「修理したらだいぶ金がかかってしまった…頼んどいて断るのも気まずくなるし…」と修理代が想定外であった事などを話していた為、事業所の管理者に報告しました。その後、担当ケアマネージャー、県外に住むご家族(長女)が修理した事を知ることになり、A子から事情を確認し、各関係者で相談するという事がありました。
  このケースではどこに問題があり、どのような対応が必要だったのでしょうか?事業所として職員の指導マニュアルや、対応を確認しておくことが必要だと感じました。

 皆さんはどのようにお感じになられたでしょうか?


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